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紫砂鉱土

紫砂鉱土2

加工場見学
 
 街の至る所に煙突があり、黒い煙を吐き出し、宜興で青空をみた事ないと言っても過言ではない。
私は宜興へ行くと必ずノドの調子が悪くなり、咳き込んだりして、常に命がけの滞在だった(少し大げさだけど)。
   
 
   
 2004年07月までは殆どの窯では石炭を使っています(登り窯の燃料は柴)。宜興の空が常に最悪の状態で、未来を担う子供建達の全てが喘息にかかっても不思議ではないと思うぐらい、宜興の空は車の排気ガスで汚れた上海や広州よりヒドかった。地元の人も嘆いていますが、生活がかかっているだけにどうしようもないのが実情です。
   
 
   
 
   
 天然ガスの強制導入が決定され、私が訪ねた2004年08月中旬にかなり工事が進んでいます。導入できない工場が強制的に閉鎖されます。待ちに待ったという感じです。
宜興政府の決定に拍手。
   
 柴から石炭そして天然ガスへの道のりが遠かった。


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