紫砂壷の製作は必ずこうでなければならないという決まり手順がありません。作家さんが自分の判断で作り易い方に変えって行きますが、基本は一緒です!
宜興の若手作家「徐俊」さんにお願いして、タタラで光貨を製作して貰いました。写真中心で非常に詳しく紹介してありますので、これを見て後は道具と紫砂泥さえ揃えば、皆様も製作できるのでは(笑)。
冗談はさておき、実際作家さんの協力が無ければ最初から最後までの製作過程を見る事は殆ど無理です。なぜなら、製作時に「自然乾燥」という物があり、そのロスを無くす為、また焼成時の変形や失敗を防ぐ為に、同じ形の作品を2個以上製作されます。一日以上の仕事です。非効率という事で一つの作品を一気に仕上げて行く人はまずいないと思います。よって朝から晩までずっと一緒に過ごさなければ、当然全部見る事はできません。
* 型で製作される商品壷はあっという間にできますが。 |