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■克蓋、圧蓋
壷蓋が壷口の上に「克圧」する形なので、克蓋と呼ばれ、方と圓の2種類あります。おそらく紫砂壷の世界で最もよく見かけるタイプです。壷口も圓や方の線を付け加える物が「口線」(加強圏)と呼ばれます。
蓋の直径が壷の口よりやや大きめでなければなりません(石瓢壷の場合はかなり大きいのですが)、業界では「天圧地」と呼ばれています。 |
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■嵌蓋
壷の蓋が壷の口に納まる(嵌る)タイプ。右写真見て分かるように、壷蓋が口(壷頚)の中に入っています。業界用語は「地包天」です。上の「圧蓋・克蓋」より製作が難しく、精密度が要求されます。
嵌蓋は更に平嵌蓋と虚嵌蓋に分ける事ができます。 |
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■截蓋
壷の一部(上部)を(裁断)切り取って作った物なので、裁蓋と呼ばれます。壷身と壷蓋が別々に作りますが、出来上がりは嵌蓋のように精度が要求されますので、難易度の高い部類に入ります。
截蓋は更に截蓋、克截蓋と嵌截蓋に分ける事ができます。
有名な作品は「印包壷」や「蓮藕酒壷」です。 |
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