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大師って何?中国の「辞海」によると、大師とは「大きな業績を挙げ、人に尊敬される学者や芸術家」と定義しています。明の時大彬、清の陳鳴遠、邵大亨などがみんな紫砂壷の大師です。紫砂壷ではありませんが、斉白石、梅蘭芳、黄賓虹、傅抱石、李可染、徐悲鴻...みんな大師です。別に国から与えられた称呼でもなく、何処かの権威機関からの授与でもありません。しかし、彼らは誰も大師と認めた方々です。 現代中国紫砂壷世界の国家級大師、中国陶磁芸術大師、江蘇省工藝美術大師、名人(中華人民共和国軽工業部、江蘇省 、無錫市、宜興市政府認定)と呼ばれる方々を紹介させていただきます。その他に高級工藝美術師なども併せて紹介致します。作品収集時の参考になれば幸いです。 近年、宜興では一部の作家さんが厚かましくにも「自称大師」として人々を騙し、作品価格を吊り上げ、日本の通販サイトも紹介しているぐらい氾濫してます。騙されないように注意しましょう。自称大師の資格は中国の国家資格ではなく、民間機関か企業もしくは本人や友人間などで勝手に認証した物で、宜興政府機関で調べればすぐ分かりますよ。 |
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顧景舟大師の著書「宜興紫砂珍賞」の本に続き、超お薦めの紫砂壷参考書は2003年に出版されたこの本:「中国紫砂大師」!この本の中に故人「顧景舟」大師を初め、蒋蓉、徐漢棠、徐秀棠、譚泉海、呂尭臣、汪寅仙の合計7人の中国国家級紫砂大師の紹介と大師らの代表作も一堂に見れます。しかも、この本が今までの「専門書が高い」という常識を変え、なんと198元という定価です。超お勧めの一冊です! | |
顧景舟 : 中国工藝美術大師 |
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大師と呼ばれる方々の作品はどれも非常に高い 価格で流通していますが、収集価値があるという 事で台湾、香港、シンガポール、マカオは勿論 中国本土でも近年は飛ぶように売れています。 特に90年代の台湾と2005年以降の中国本土では。 興味ない人にとってただの土泥で、とても純金や宝石 以上の価値があるとは思えません。 しかし、コレクター達に とって収集はまさに 株投資と同じ 感覚です。 昔の顧景舟大師の作品が数百円で買えたのに、 オークションで1500万円という仰天価格は 誰が予想できたのでしょう? ...... |