中国茶点
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 日本でもお馴染みの飲茶。しかし、一度でも本場香港や広州の飲茶を体験されると日本でやっている飲茶なんか幼稚園レベルだと思うようになり、2度と行く気がしません(笑)。

  私達が広州や香港へ行くと必ず、朝食は飲茶だと決まっています。現地では「早茶」と呼んでいます。出社する前に、早茶を飲み、新聞を読むサラリーマンも多く、 もちろん、私達のような、お茶というより点心目当ての者も少なくありません(笑)。 とにかく非常に賑やか(喧しいぐらい)、日本人から見て「口論」しているのではと思われるぐらいです。

  飲茶時に出されるお茶は、鉄観音、ジャスミンティーやプーアール茶などがありますが、期待してはいけません!はっきり言って美味しくありません。まあ、値段が安いから文句を言う人はみかけません。例えば広州では飲茶のお茶の値段は日本円にして50円 です。50円だからこんなもんだろうと気にする人はあまりいないようです。 点心が美味しいからかなあ(笑)。 私達の場合、よく陳年小沱茶を持ち込みます。 別に50円をケチるわけではありませんが、せっかく美味しい点心を食べに来たからやっぱりお茶もおいしい方がいい!

  本来「飲茶」や「早茶」という言葉からも分かるように、お茶を飲む、お茶を楽しむなので、メインのお茶にも力を入れるべきではないかと思いますが、オーナー がケチるか、お客さんがケチるかは分かりませんが、いつのまに、点心が一流、 お茶が三流になってしまいました。個性的な点心や油濃い料理で、一流のお茶を 出しても味が分からないという考えもありますが、もう少しマトモなお茶を出して欲しいと思うのは私だけ?

  広州や香港へ行かれる方は、是非ぜひ朝は飲茶に出かけてみて下さい。結構遅くまでやっていますので、朝寝坊したからと言って諦めではいけません。お店によって、一日中やっている所もあり、晩に行く「晩茶」もまた違い意味での楽しみがあります。その上、均一料金の「晩茶」がめっちゃくっちゃお買い得感があり、 ついつい食べ過ぎてしまいます(爆)。そういう時にやっぱり、プーアール茶 の出番ですね。

 *こんなに頼んでも1,500円もしません。安すぎます!(2001年の価格)
飲茶(老地方茶坊)
飲茶(老地方茶坊)
菜心を茹でているところ
店内風景
飲茶(老地方茶坊)
飲茶(老地方茶坊)
排骨と鳳爪は必ず食べましょう (^_^)
油条はやっぱり本場の物が良い
蝦餃
定番の腸粉
これ食べれない日本人も多いかも、豚血
これもいける
豚肚もお薦め
ワゴン車から好きな物を選ぶ
飲茶(老地方茶坊)
飲茶(老地方茶坊)
少し油濃いかも(油飯)
野菜もチャンと取りましょう
飲茶(老地方茶坊)
飲茶(老地方茶坊)
結構はまります、これは
締めくくりはやっぱりこれ、蛋塔

 飲茶イコール香港、香港イコール飲茶と言われるぐらい、香港と飲茶は切っても切れない関係です?(笑) しかし、一度でも広州に行った事ある人は、きっと広州の飲茶事情は香港以上である事をすぐ納得できるでしょう。 広州の人は毎日飲茶しているんじゃないかと思うくらい、早朝から飲茶の出来るレストランでは、 凄い人出で賑わっています。私達も広州に行く時、一番楽しみにしているのは毎日の飲茶です。 店に入ると、まず飲むお茶の種類を決め、後は店内ぐるぐるしているワゴンを呼び止めて、 ワゴンの中を覗き、「これを下さい、あ、それも頂戴...」と毎回欲張っています。 ワゴンにない物はカウンターまで行けば、揚げ物や焼き物、お粥などがいっぱい置いてありますので、 ゆっくり選んで楽しめます。

 番外: 殆どの日本人は「鳳爪」という食べ物が苦手です。 そう形を見て分かるように、ニワトリの手(足?)です。これ、コラーゲンたっぷりで美肌のもとです!

2002年01月18日に作成した物。写真の無断使用は禁止!

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