アイスティーで快適夏
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 夏が暑いのは、なにも今に限ったことではありません。古く中国でも暑さを乗り切ることは永遠のテーマでした。
  夏は少し動くだけで汗がかきます、いいえいいえ、じっとしていても汗がかきます。夏が大好きだという人もたくさんいますが、私にとって夏は最もイヤな季節です。

 暑い夏はしっかり水分補給をしたいですね。どうせ飲むなら体に良い物を選びたい。ビール派、アイスコーヒー派、ジュース派、麦茶派......いろいろありますが、老地方茶坊は中国茶専門店なので、当然、お勧めは弊店の中国茶です(笑)。

 美味しいアイス中国茶で快適夏!という事で色々な中国茶を使って実験してみました。
 アイス中国茶の場合(水出しの場合)は「カフェイン(刺激物質)」と「タンニン(苦味成分)」が殆ど出ず、その上、水出しの場合アミノ酸(甘み成分)が溶け出しやすいとも言われていますので、熱い中国茶と一味違ものが楽しめます。
 特にカフェインは刺激物質ですので空腹時に飲むと胃酸が過剰に分泌され、胃壁を傷つけてしまう恐れがあると言われていますので、アイス中国茶の場合、このような心配が無くなり、胃腸の弱い人も楽しめます。

 今回の実験で色々な中国茶を使って見ましたが、殆どの人が「非常に美味しい!」という評価を頂いた茶葉を更に厳選して下記の3種類をお勧め致します。極品東方美人、梨山烏龍茶と極品文山包種茶です。もちろん、他のお茶も美味しいので色々挑戦してみて下さいませ。
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極品東方美人 梨山烏龍 極品文山包種
極品東方美人
梨山烏龍
極品文山包種

水出し中国茶
 可能であれば水出しはミネラルウォーターをお勧め致します。なければ一度沸かしたお湯を冷ましてから使いましょう(安全の面から見て)。水道水への不信から浄水器というのも一つの選択肢かもしれません。
 
 ・1リットルの水に対して7〜10グラムぐらいの茶葉を使います。
 ・茶葉を入れ、室温で6〜8時間ほどそのまま置きます。
 ・茶葉を取り出し、冷蔵庫に保管して下さい。
 
 *緑茶の時、水出し時に一緒に少しの菊花を入れてみるのも面白いと思います。但し、緑茶の場合、茶葉は少な目にするか浸ける時間を青茶より3時間ほど短縮して下さい。
 *お茶は冷蔵庫に置いてあってもなるべく早め(その日の内)に飲み切って下さい。
 *お好みに冷茶の中に少し蜂蜜を入れても美味しいですよ。
 *水出しに使った茶葉そのまま捨ててしまうのが「もったいない」と言う方は、出した後の茶葉は一度熱湯で淹れて見て下さい。味は新しい茶葉より落ちますが、まあまあ飲めます。一煎だけですが(笑)。
ミネラルウォーター
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 ミネラルウォーターを使う場合、硬度の高い輸入物よりも日本の軟水がダントツ美味しい!10数種類の日本国産ミネラルウォーターを使ってみましたが、私達個人的に、南アルプスの天然水(30mg/L)と森の水だより(26.2mg/L)が試した10数種類の軟水の中で、まさに極上品だという結果でした。クリアで優しい甘み、まろやかな味、更に心配していた香り(熱湯と違って水はうまく香りを引き出せないと思っていました)も非常にうまく引き出してくれています!前述のカフェインとタンニンも出ないので、大変飲みやすく、超感激のアイス中国茶です。

 南アルプスの天然水(30mg/L)と森の水だより(26.2mg/L)はディスカウントショップでは100円で(1本2リットル入)売っている所もありますので、ぜひ一度お試しみて下さい。
 *お茶と水に関する関連知識はこちらのページにも書いてありますので、興味ある方はアクセスして見てください。
健康メモ
 汗は体温の上昇を防ぐために出て来るものだそうです。体温が上昇すると、血液中のミネラル分と水分が汗腺に取り込まれます。汗っかきの人が、体にとって大切なミネラル分は、体の外に出さないで殆どが血液中に再吸収され、水分だけが汗となり、皮膚面に出てきます。しかし、普段汗をかかない人は、汗腺の機能が鈍り、ミネラル分の再吸収を行わず、水分と一緒に体外に出してしまうそうです。

 汗をかきにくい体になってしまった「元凶」とも言われる夏の冷房。暑いからといって冷たい飲み物をガブ飲みするのも夏バテのもとになります。冷房の中に居る場合、冷たい飲み物よりも熱い飲み物を飲みましょう!熱い飲み物をゆっくりすすりながらじんわり汗をかく方が夏バテ解消になります。
 クーラーをつけている時はアイスティーではなく、熱い中国茶を飲みましょう!!健康の為にいい汗をかきましょう。
 私達の祖先は、夏の生活に関して、色々な注意点を書き残しくれています。特に中医学では自然の四季による移り変わりに如何に体を合わせていくか、という問題に今でも多くのヒントを与えてくれています。今から2000年以上も前の戦国時代に書かれた「黄帝内経」(最も古く、最も権威があり、かつ理論的基礎をつくった書物とされています)には、冬は「早く寝て、遅く起きる」とありますが、夏になると「太陽を嫌がらずに、早く起床する」とも書いてあります。陽気が盛んな夏ですので、この陽気を人体がしっかりと吸収する必要があるからです。先祖の忠告を受け入れ、自然を逆らわず、暑さをねじ伏せるのではなく、サラリと身をかわし、と取りましょう。

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