中国茶の世界
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■解説:
 
 杜牧(803〜852)は晩唐の詩人。京兆万年(現在の陝西省)人。字は牧之。杜甫と区別する為に「小杜」と呼ばれる。
 
 大杯になみなみの酒をぐいと飲みほし(百分空は全部空になる)、
 十年の我が青春は誰にも負けない日々だった(無駄に過ぎさなかった)。
 今や髪も白くなって、寺のベンチに腰を下ろし、
 茶の煙が、花びらを吹く風に揺らがれるのを、たった見つめている(青春はあっという間に過ぎ去ると)。


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