中国茶の世界
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■(西山蘭若試茶歌)解説:
 
 劉禹錫(772〜842)は唐代の詩人、政治家。字は夢得。彭城(江蘇省徐州市)出身。中山(河北省定県)という説も。
 
 作者が寺院で僧侶と一緒に新茶を楽しむ詩。
 
 蘭若は梵語aranya(阿蘭若)の略で、寺院を指します。

 山寺の裏庭には茶の樹が数本あり、 春になると新芽は竹に映えて美しい。

 (寺の住職は)客が来たという事で、衣を振り、起きあがる。 自ら鷹の嘴のような形をしている茶の芽を摘み、

 茶を炒り始め、暫くすると芳ばしい香りが寺中に広がる。

 次に金沙泉から汲んで来た湧き水で茶を煎じる。
 *金沙水は金沙泉の水。金沙泉は浙江省長興の顧渚山。

 白雲満碗花徘徊 : 白雲は茶湯で、花は茶の泡。

 陽崖は山の南側の崖、対して陰崖は北側。

 炎帝は神農氏。 神農氏は茶葉を食べたが、煎じ方が分からぬ(神農食経では煎じ方は書いてない)。

 桐君(黄帝時の医者)は「采約録」を著したが茶の本当に味が知らない。

 蒙山は蒙山茶(四川省)を指し、顧渚春は顧渚紫笋茶(浙江省長興県)を指す。




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