中国茶の世界
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■詩の解説:
 施肩吾、字希聖。睦州(浙江省)人。一説洪州(江西南昌)人。
 
 蜀茗は四川のお茶。
 越碗は越州(浙江省の越窯)の茶碗。
 
 越窯で焼いた茶碗に、初めて四川の新茶(茶粉)を入れる
 (お湯を注ぎ)茶湯から湯気が立ちのぼるところ、かき混ぜる。
 山の僧侶に、このお茶の味は何に喩えられる、と質問された
 美酒のようだと答えたいが、叱られそうな気がして黙ってしまう。

 *僧侶はお酒飲んではいけないから、そう喩えると失礼に当たる。飲んではいけないから、当然味が分からない。分からない物の味を喩えに使うのは無意味、相手を侮辱するから。
 (王+京)漿は玉酒(王+京)漿


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