中国茶の世界
ホーム →  ■中国茶詩、茶聯、茶事 → ■元・明・清茶詩
ライン



 
 高啓(1336〜1374):明代初期の詩人。字は季廸、号は青邱。長洲(現在の江蘇省蘇州)の出身。
 
■解説:
 
雷過ぎて 谷山その空暖かく
ほのかな茶の芽(くさむら) 半ばあらわす短い槍旗。

銀クシ(かんざし)乙女 あいこたえつつ歌いあう
籠の中に摘んだそれ 誰が一番多いのか(誰か一番多く摘んだかを競う)。

帰ってなおも清香その手にまだ香る さあ
一番上等の品(茶葉)を選んで 先に太守様に差し上げよう。

竹爐であぶるも 飲むのはまだまだ
籠に盛り売る 湖南商(湖南省の商人)。
*太守様に進呈し、残りは湖南の商人に売るから、結局自分で飲む分は殆どない。

山家じゃできぬ きび 米と (山家の茶農は穀物類は作れず、お茶で生計を立てる)
年年 春雨 かきいれどき。 (ここでの春雨は毎年春で採れたお茶で生計を)


ライン
Copyright (C) 1998〜2016 中国茶の世界(真如禅意精品流通)