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武夷山市にはは国際空港がないので、日本からは福建省の厦門高崎国際空港まで行って、厦門で乗り換える事になる。また、中国の北京、上海、武漢、西安、広州、福州、香港などからも行けるので、日本からだと上海浦東国際空港あるいは広州新白雲空港まで行き、そして中国国内で乗り換えという方法もある。 そのほか、鉄道(火車)や長距離バスも可能だが時間を考えると、学生以外はあまり向かないだろう。厦門から火車で行く場合、夕方の5時出発で翌朝の8時着の寝台車もある。片道日本円で5千円弱。 |
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鉄道(火車)は自由席、寝台車、個室寝台の3タイプ。 上の写真は普通の寝台車。↑ | |
武夷山空港の外と中の写真↑ |
私達の場合、関西国際空港から中国の「広州白雲国際機場」まで行き、翌日の国内飛行機で武夷へ向かった。5月は中国もゴールデンウイークなので、非常に混んでいた。国内飛行機の座席がかなり狭くて窮屈だったが、1時間ぐらいの飛行なので我慢できない程ではなかった。しかし、あの座席だったら欧米の方は座れないのではと勝手に心配したのは僕だけ?広州からは片道で900元前後と空港利用料50元。 市内や武夷風景區の交通はまだまだというふうに感じ取ったので、行くならツアーの方が楽だろう。 旅館・ホテル:武夷のホテルがとにかく高い!ごく普通の賓館でも300元や400元がする。しかも、観光シーズン(5月や10月の建国記念日)になると何処のホテルも超満員。旅行会社のお世話になった方が楽だ。ホテルだけでなく、筏のチケットも観光シーズンになると当日では買えないので、注意して下さい。 *2005年現在、武夷のホテルが5年前と比べると、非常に多く増え、またサービスも良いなった事を実感できた。 |
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武夷山空港の向い側にある「世紀桃園酒店」がお勧め!町の小さい旅館で泊まるより、しっかりした所が安心だ。
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食事:食べ物は美味しいうえ非常に安い!ホテルの朝食は無料
or 10元、日本円にして150円でお腹いっぱいになる。お粥や豆乳のお替わりが自由で、油条や肉包、花生、漬物などが付く(多くのホテルはバイキング方式)。市場でも200円出せば煎餅、油条、豆乳がいっぱい買える。量が多いので、当然ホテルで食べるより安い。 私達の場合、ツアーではなかったので、昼と晩御飯は地元に人がよく行くお店で食べ、5・6人で5菜1湯と御飯食べ放題で日本円にして千円もかからなかった!へえ、割ったら一人2百円弱の晩御飯?感激の価格で、最初はお店が計算ミスかと思った。 味が結構美味しかったが、全体的辣い物が多い。辣い料理が苦手の人がつらいかも。これは何処のお店へ行っても一緒。苦手の人はオーダー時に「控えめにして下さい」の一言。 特産・名産:武夷の名産品で言えば、誰も最初に思い描くのは「武夷岩茶」であろう。テレビで報道された噂の20グラムで250万円の「大紅袍」は武夷岩茶だ。次に笋(タケノコ)と笋干(干しタケノコ)も有名な武夷名産品だ。白や黒の干しタケノコならかなり持つのでお土産にいい。3番目は香茹(シイタケ)が上げられる。武夷の人工香茹栽培歴史は1000年以上あり、味、形、色、どれを取っても逸品。この他に、草茹、白蓮、雪里紅、文公菜などがある。武夷の美しい景色はお土産にして以て帰れないが、美味しい特産・名産はたくさん買って帰ろう。 龍鳳湯:武夷で最も有名な珍味はこの龍鳳湯である。龍は武夷山の名産である蛇、鳳は鶏の事である。蛇肉と適量の鶏肉に生姜、大蒜などを加えて作った美味しいスープだ。蛇は中国では漢方薬としても使われ、栄養の高い食べ物である。武夷山の観光の後に、美味しい地元の料理と有名な岩茶で決めよう。 |
おまけ: ●空港の待ち合い内のトイレがとても清潔で、ドアも付いている。一方、空港を出てしまうと、外のトイレは有料の上、お世辞にも綺麗とは言えない(200年05月時点)。中国旅行時、トイレが気になるのであれば、やっぱり空港内、ホテル、百貨店、外資系の飲食店が良いだろう。しかし、後の武夷山の観光時、このトイレ事情は避けて通れない。場所によってかなり匂う所もある。美しい武夷山にただこの点だけが「美中不足」だ。 |
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