中国茶と産地
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 烏龍茶・・・日本ではすっかり中国茶の代名詞になっています。烏龍茶は日本に知れ渡ったのは、1975年に開かれた大阪万博での試飲会がキッカケだ言われています。また、烏龍茶イコール福建省というイメージも強いようですが、海を渡った台湾では、独特の烏龍茶文化を作り上げて来ました。・・・烏龍茶イコール中国茶や烏龍茶イコール福建省ではありません。中国で一番多く生産されている茶葉は日本と同じく緑茶です。
 代表的な中国茶の産地をまとめて見ました。ただ、この頃、武夷山では中国各地の名茶が移植され、安渓産と思ったお茶が武夷岩茶になっている物もあります。
 
江北茶区(Jiangbei):中国最北の茶区。南は長江から、北は秦嶺、淮河、西は大巴山、東は山東半島。地形が複雑で主に丘陵地帯が分布しています。また黄土中心の土壌に覆われています。例外の所も有りますが全体的に気温が低く、年間平均気温15度未満が殆ど。降水量も800ミリメートルから1100ミリメートルと他の茶区より少ない。昼と夜の温度差が大きく、緑茶の栽培に適していると言われています。名茶は六安瓜片、信陽毛尖、紫陽毛尖などがあります。

江南茶区(Jiangnan): 長江を境に南の茶区を指し、海抜千メートル以上の高い山は福建省の武夷山、江西の廬山、安徽の黄山、浙江の天目山などがありますが、それ以外は低い山や丘が多いのは特徴です。年間平均温度が16度から18度前後で、降水量は1300ミリメートルから1800ミリメートルです。日本と同じく、四季がはっきりしています。緑茶の生産がメインで、烏龍茶、紅茶、白茶と花茶も産出しています。名茶は西湖龍井、洞庭湖碧羅春、黄山毛峰、太平猴魁、君山銀針、廬山雲霧、武夷岩茶などがあります。

西南茶区(Xinan): 四川省くの殆ど、貴州省、雲南省中北部、西蔵東南部は西南茶区になります。盆地、高原が多く、赤土、黄土が中心の地域です。気温差は激しく、年間平均気温15〜19度の亜熱帯に属する為、雨が多い(極端に降雨量の少ない地域もありますが)のは特徴です。緑茶、紅茶、緊壓茶などを産出しています。名茶は蒙頂茶、都塩ム尖、昆明十里香、沱茶などがあります。

華南茶区(Huanan): 福建省(東南部)、広東省(中南部)、雲南省南部、広西省、海南省と台湾は華南茶区になります。年間平均温度20度前後、降水量は2000ミリメートルと多いのは特徴です。四大烏龍の3つはこの茶区で採れています。有名のお茶は安渓鐡観音、鳳凰単叢、東方美人、文山包種、凍頂烏龍茶、六堡茶、七子餅茶、雲南紅茶、英徳紅茶などがあります。
 
*四大茶区の分け方はこのページと違う図もみかけますが、中国茶経という本を参考に書いてあります。

四大茶区

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