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先月(2001年09月)台湾を襲った大型台風で百人以上の死者が出たと言われています。台風の直後に取引きの数社に電話をかけましたが、全く繋がらない所もあり、気になって、毎日かけ続ける事になりました。十日後にようやく全員の無事を確認できました。しかし、日本に入って来る情報が少ない!いや、皆無に等しい。頼れるのはインターネットと国際電話だけでした。苛立ちが増し、急遽台北行きを決めました。 |
坪林に着いたのは十時すぎ、少し早かったので、まず坪林茶業博物館を見学する事にしました。以前から茶業博物館の写真が欲しかったので、たっぷり撮る事ができました。台風の後に、坪林を尋ねる人がドンと減って、私達が見学していた時、茶業博物館に入った人が十人も居ませんでした。写
真を撮るには非常に良いチャンスでもあります。 午後に尋ねたお店や茶農達も口を揃い「台風の後、人が来ない!」と嘆いていました。台風は去りましたが、傷あとができてしまいました...... お客がいないから、何処へ行っても美味しいお茶がゆっくり、タップリ飲む事ができました。しかも、三等賞、優良賞やそれ同等の物ばかりでした。 |
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坪林茶業博物館の隣にある茶藝館。とにかく敷地が広い!! お茶は当然「文山包種」しかないと思っていましたが、なんと東方美人も置いてあります。茶葉は全部で5種類ぐらいしかありませんが、価格は市内の茶藝館より安い。隣の建物でお茶や茶器も販売しています。文山包種茶以外に、包種酒、包種茶油や茶請け、関連書籍などがあります。 |
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中でも撮影OKと聞いて、 タップリ撮って来ました。 |
左右に写ってあるのはウワサの「花捲」です。中国大陸では「花巻」と書きます。湖南安化産。円形、長さはなんと1665mmもあります。百年以上の歴史あり。重さが1000両ありますから「千両茶」と呼ばれています。花磚茶は煉瓦状にした物。
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世界一の清香を放つ文山包種茶!「清茶」とも呼ばれます。清らかで高貴なお茶。 そのお茶畑の写真です。茶樹が40〜50センチぐらいしかない低い物。 |
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・ | 帰りは「新店客運」でも良いのですが、お薦めはすぐ隣にある「尊龍」の豪華長距離バスです。値段も坪林から台北市内までは6百円ぐらいの安さで、飛行機のファストクラス以上のゆったり座席です。 その豪華さは上の写真みても分かるように、席はなんと左右各1席しかありません。このユッタリさで長距離も楽々です。 |
この記事は2001年10月06日の物です。 |