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■酒満敬人、茶満欺人 |
■端茶敬客、端茶送客 お茶はお客様をもてなす時(端茶敬客)に登場すると同時に、イヤな来客を追い出す時(端茶送客、逐客)にも使われます。現代社会では、端茶逐客は(私の知っている限り)存在しないようです。お茶で「文明逐客ではなく、お茶でお客様を向い入れます。客至心腸熱、人走茶不涼という言葉があるぐらいです。しかし、宋、元、明、清では端茶逐客という記載が多くあり、時代劇などでもよくみます。 点茶と点湯は遙か宋という時代にすでに存在します。当時の王国維の「茶湯遣客之俗」では「今世官場、客至設茶而不飯、至主人延客茶、則僕従一声呼送客矣。此風自宋己然、但用湯不用茶耳。」という記載があります。 客至点茶、送客点湯。古人客来点茶、客ba点湯、此常礼也。 |