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■中国茶経

上海文化出版社から出された専門書。
780ページほどある分厚い本ですが、なんと75元(日本円にして千円ちょっと)という激安さ。

この一冊さえ熟読(&理解)すれば貴方も間違いなく中国茶博士です。お茶の歴史、形態、特性、中国茶の種類、区分、栽培技術、製茶、機械、茶具、茶道、茶文化など中国茶のあらゆる分野をまとめてある、辞書のような専門書です。手元にこれさえあれば向かう所敵無しの一冊です。(^^)

*中国大陸だけではなく、台湾の唐人工藝社でも買えるようです。



■中国茶葉大辞典

中国軽工業出版社から出された物。名前通り、中国茶の辞典です。著者は中国茶経と同じ人。1200ページと中国茶経の2倍近いのボリューム(超分厚い)。値段も380元とやや高めですが、それでも紫砂壺の書籍と比べると非常に安い!と言えますので、まあ、買えない程の価格ではありません。

数千種類ある中国茶を全て覚えるのは無理ですが、困った時に役立つのはこの辞典です。この辞典と上の中国茶経の2冊さえあれば、後はもう何も要らないと言っても過言ではありません。もちろん、お金と時間の余裕があれば、他の参考書も読んで損はないはずです。(^^)
*プーアール茶はやや特殊な物で、興味ある方は更に詳しい専門書があった方が良いでしょう。




■農業考古

季刊誌です。タイトル通り、中国茶だけではありませんが、中国茶特集や専号は結構参考になる内容。定価は20元。江西省社科院出版社から。
中国茶展示会などでよくバックナンバーを見かけますので、興味ある方は探してみて下さい。



■中国鳳凰茶

鳳凰単叢の研究家である「黄柏梓」さんの著書。
定価は書いてないので、恐らく本屋で販売していないと思います(私は著者の友人から貰いました)。単叢関係のお店や会社へ行けば貰えるかもしれません。
200頁ぐらいの書物。鳳凰単叢について結構詳しく書かれてますので、単叢ファンの方なら必見の一冊と言えましょう。
また、著者の黄柏梓さんはとても気さくの方で、鳳凰まで行かれる方は訪ねてみて下さい。美味しいお茶を入れてくれると思います。




■中国茶藝

台湾の人類文化という所から出された物。ちょっと古い本なので、まだ本屋で見つかるかどうかは不明です。800台湾ドル。茶の歴史、各地方の入れ方、紫砂壺、中国茶の産地、分類、成長、栽培、製茶、お茶と健康などを紹介。250頁ぐらい。



■台湾茶

2001年に出版された「発見台湾系列」の一冊。380台湾ドル。約165頁。
著者は台湾では2人しか居ない「甲等評茶師資格」者の一人です。
坪林の包種、木柵鉄観音、三峡龍井、東方美人、凍頂烏龍、花蓮、宜蘭、台東、高雄と台湾全土に渡ってもれなく紹介してます。

台湾茶に強くなりたい方は必讀の一冊です。特に「高山茶の困惑」、「外型がもたらす災」や「チャンピオンティーコンテスト」など非常に読み応えがあります。本当に良い茶葉を手にするには、私達が正しい知識をもって臨むほかなさそうです。

















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中国茶の世界
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