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日本では烏龍茶の年間消費量はなんと120万キロリットルに達しました(1998年)。コーラ炭酸飲料の年間消費量 は115万キロリットルを見れば、烏龍茶はついコーラ炭酸飲料を凌いでトップの座につきました。
「発掘!あるある大事典」第127回「中国茶」より 1999年04月18日21:00〜21:54に放送
ただ、一番よく聞かれた「痩せる効果」について多少の誤解があるようです、烏龍茶は体中の「脂肪を溶かす」のではなく、脂質の代謝が改善される事によって、肥満の抑制が図られる事です。油を多く使う中華料理を食べた後に、烏龍茶やプーアール茶といった中国茶がおいしく感じられるのは、お茶に含まれる成分が胃液の分泌を高め、脂肪を中和してくれるからだと言われています。飲茶の本場香港や広州ではテーブルの上に必ずお茶があるのはその証拠と居えましょう。難しいお話はここで取り上げるのを止めときます。興味のある方は本屋へ行けば、烏龍茶に関する専門書籍や雑誌がたくさんあり、また、インターネット上でもこういった報告データが公開されていますので、入手して読んで下さい。
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高脂肪の餌を与えたラットにウーロン茶を飲ませたところ、水を飲んだラットよりも、脂肪排泄量 が30%多かった。 [メカニズム]
●血液中の中性脂肪への効果 血液中の中性脂肪は、多くなると高脂血症や動脈硬化を始めとした生活習慣病を招くものである。 [実験](監修:女子栄養短期大学 岩田多子 教授) ウーロン茶を飲んだ1時間後に採血。遊離脂肪酸の量を測定してみた。
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