中国茶器
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蓋 碗(gai-wan)
   
 蓋碗は上の「蓋」と本体の「碗」に下の「托」の3点で構成されます(最近下の托を省き、碗座を長めに作ってる商品もあります)。万能茶壷とも言われます。特にカサバル茶葉、例えば鳳凰單叢、岩茶、東方美人や文山包種を淹れる時に非常に使いやすい物です。但し、蓋碗で烏龍茶を淹れる時、高温の為に扱い方は茶壷より難しいので、初心者には扱いにくい場合があります。
 *蓋碗でお茶を淹れ、茶海や茶杯に出さず、蓋をずらして直接飲む事もできます。中国の時代劇などでも登場したりします。
   
   
蓋碗
蓋碗
   
   
   

■蓋碗の使い方・持ち方:
 蓋碗が苦手や扱いにくいと言う方も多いようです。それはいざお茶を出す時に「熱〜い!」という問題ではないかと思います。緑茶は80度前後の比較的低めの温度で淹れますので、あまり問題ありませんが、青茶は殆ど沸騰湯で淹れますので、持ち方や蓋碗のデザインによっては、初心者に非常に扱い辛い物です。
 蓋碗の持ち方をアップしておきますので、参考にして下さい。
持ち方
持ち方
茶湯が出てくる反対側に湯気がでますので
注意しましょう。
広東や福建の茶荘では殆どこの持ち方で
淹れてますが、初心者には不向きです


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