6大茶
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緑 茶(lu-cha)
■緑茶:(不発酵)中国で一番生産量が多く、一番広く渡って作られているお茶は緑茶です。中国茶の全生産量の約7割を占めています。また、緑茶の歴史も一番長いく、唐と宋で造られた餅、団茶や散茶は殆どが緑茶です。製法は唐と宋では蒸青法がメインですが、唐代の詩人である「劉禹錫」という人は「西山蘭若試茶歌」の中で「斯須炒成満室香」という詩から見て分かるように、茶葉を炒めた製法(炒青法)はメインではありませんが、存在していました。明代という時代に入り、炒青法がメインに変わりました。

 緑茶の基本的な製法は殺青(加熱殺青と熱蒸汽殺青)、揉捻と乾燥の3つです。代表的な緑茶は浙江省の龍井茶、江蘇省の碧螺春、安徽の黄山毛峰、太平猴魁、六安瓜片、南京雨花茶、江西の芦山雲霧、雲南の南糯白毫などがあります。

 *浙江省杭州市の西湖のある虎pao泉に湧く水で入れる龍井茶は、絶品とされています。
 
緑茶の分類

龍井
碧螺春
龍井(ロン ジン)
碧螺春(ピーローチュン)
太平猴魁
黄山毛峰
太平猴魁
黄山毛峰



■有名な緑茶とその産地など
碧螺春 江蘇洞庭 bi-luo-chun、螺形炒青緑茶。
     
陽羨雪芽 江蘇宜興 yang-xian-xue-ya。条形炒青緑茶。
唐代の盧仝の詩「走筆謝孟諫議寄新茶」に登場:天子須賞陽羨茶、百草不敢先開花。
     
南京雨花茶 江蘇南京 nan-jing-yu-hua-cha、針形炒青緑茶。
     
西湖龍井 浙江杭州 xi-hu-long-jing、扁形炒青緑茶。獅、龍、雲、虎と梅など。
     
顧渚紫笋 浙江長興 gu-zhu-zi-sun、陸羽の「茶経」にも頂上。貢茶。
     
径山茶 浙江余杭 jing-shan-cha、炒青緑茶。
     
黄山毛峰 安徽黄山 huang-shan-mao-feng、条形(火+共)青緑茶。
     
太平猴魁 安徽黄山 tai-ping-hou-kui、尖形(火+共)青緑茶。
     
六安瓜片 安徽六安 lu-an-gua-pian、片形緑茶。
     
信陽毛尖 河南信陽 xing-yang-mao-jian、針形細嗽(火+共)青緑茶。
     
廬山雲霧 江西廬山 lu-shan-yun-wu、条形炒青緑茶。
     
安化松針 湖南安化 an-hua-song-zhen、針形炒青緑茶。
     
高橋銀峰 湖南長沙 gao-qiao-yin-feng、条形緑茶。
     
仙人掌茶 湖北当陽 xian-ren-zhang、扁形蒸青緑茶。唐代大詩人である李白が付けた名前。
     
都塩ム尖 貴州都 du-yun-mao-jian、巻曲形炒青緑茶。
     
南糯白毫 雲南孟海 nan-nuo-bai-hao、条形(火+共)青緑茶。
     
蒙頂甘露 四川蒙山 meng-ding-gan-lu、巻曲形炒青緑茶。
     
古労茶 広東鶴山 gu-lao-cha、条(針)形炒青緑茶。
     
石亭緑 福建南安 shi-ting-lu、炒青緑茶。三香茶。

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