6大茶
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磚 茶(zhuan-cha)
  
  
  
  

 


■磚茶・方磚:磚茶と言えば、真っ先に思い浮かべるのは「73厚磚」という分厚い磚茶です(一番左上の写真)。1973年は「渥堆発酵」という研究が発表された時期で、73厚磚はその成果の結晶?のような物です。73厚磚は1973年以降も生産され、現在は数種類の物が流通しています。85厚磚という製品もあります。

 そして台湾の「普耳壷藝」という雑誌で取り上げられた「普耳方茶」という1992年製の100g方磚です。この方茶が紹介された途端、一気に価格が20倍になり、その上、たちまち市場から姿を消してしまった人気ぶりです。紹介された方茶は別名「92方茶」というプーアール茶ファンなら知らない人がまず居ないぐらい有名な物です。92方茶が有名の理由はその原材料にあります。1992年の天候などの条件が嘗てないほど良かったので、その年で採れた茶葉を使った方茶が良いという噂がたちまち広がりました。しかし、これも落とし穴があります。1992年に生産された方茶が全て1992年の茶葉ではありません!ご注意下さい。92年の後に続く月は重要です。

 広州の芳村市場で現在も販売しているお店がありますが、2003年10月に私(見聞)が調査して結果、本物の92方茶があるお店がたったの1軒でした。販売条件が厳しく、試飲後に気に入った場合、好きの枚数ではなく、1件まるごと買い上げなければなりません。

 *普耳方茶の重さの表記(浄重100公分って何?)は現在も間違ったままの箱を使っています。中国だ〜!いい加減な所を再発見(笑)。その箱いつまで使う気でしょうか......
 *浄重や浄含量 の意味は包装(紙、箱など)を含まない商品の重さです。

   

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